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OPCEL認定試験に一発合格、意欲が湧きました

CASE01 TIS株式会社様

アドックインターナショナルが提供するOPCEL認定(OpenStack技術者認定)試験合格を目指す研修プログラム。今回は本研修を導入いただいた、TIS株式会社のIT基盤技術本部 IT基盤技術推進部 OSS推進室主査の倉持健史様(左)と、同部署で当社の研修を受けOPCEL認定試験に合格された斎藤辰徳様(右)に、受講を決めて頂いた経緯や実際に参加された感想、今後の活かし方などを伺いました。

網羅的な技術が求められる現場の課題

- OPCELとの出会いはどういった形でしょうか?

倉持様:
2016年4月に行われた、OPCEL認定試験対策セミナーへの参加をきっかけに検討を始めました。当時、OPCEL認定試験の研修を行うことのできるアカデミック認定校は三社くらいしか無かったのですが、そのセミナーを主催されていたのが、アドックインターナショナル(以下アドック)様でした。
セミナーには私が参加させていただきましたが、実機演習を交えた講義内容など、実際の雰囲気がよく分かったので、セミナー終了後すぐ、社内で研修を行う際には是非お声がけさせてくださいとお願いをしました。その時、アドック様の方でもカリキュラム準備段階という話を伺ったので、弊社でも社員に声をかけて、メンバーを誰にするか、準備を始めました。
そして、2016年8月に両社の準備が整い、研修が実現することになりました。

そもそものきっかけとなったOpenStackについてですが、いま我々が所属している基盤のチームで必要とされている、クラウド領域での網羅的な技術力を身につけるにあたって絶対に外せない技術であると考えていました。
そこで私が、IT基盤技術本部の推進役ということで、社内のメンバーに学習してもらおうと研修を企画しました。しかし、何百人もいるメンバー全員を一度に集めて研修を行うのは業務の調整面などのハードルが高く、厳選して手を挙げてくれた何人かに絞って、アドックさんに研修をお願いしたという形です。

- クライアント様の要望というよりはエンジニアのスキルアップを目指すということでしょうか。

斎藤様:
現状ではそうですね。
日本の市場としてはOpenStackを使ってビジネスをするところはまだ発展途上ですが、我々もまずはエンジニアの底上げから始めようと考えました。
さらに、OPCEL認定試験が他の資格試験と違う点は、知識範囲がかなり広いところです。例えば他はデータベースならデータベースだけ、という感じなのですが、OpenStackでは、アプリケーションのみならず、その背後にあるミドルウェアやストレージ製品などの幅広い知識を網羅的に学習できるということが挙げられます。さらに資格試験があると合格を目標にして勉強できますし、体系的に学習できるということもメリットの一つですね。
後はオープンソースであるということも強みのひとつです。自分でも試して勉強できる、というところと、今もパブリッククラウドではAWSとかAzureとかありますけど、これらに共通する技術力が身につきますので、一石三鳥くらいのイメージです。これはやらなきゃいかんぞ、と若手のメンバーには特に伝えています。ですので、これからクラウドの技術を身に着けたいと考えている方には非常にお勧めです。

三年目で経験した研修

- ありがとうございます。この研修はどのくらいのキャリアからの方が受けるのにふさわしいでしょうか?

倉持様:
三年目くらいですかね。一年目は技術以外のことで一杯だし、三年目くらいで社会人として少し波に乗ってきたところからガツンとやったほうが、伸びるスピードは速いと思います。
クラウドの技術を身に着けたいなら20代で必須にしてもいいかなと思います。
弊社はそこそこ人数の多いSIerですが、お客様のニーズ合わせてレガシーシステムを扱っている部署も多く、新しい技術を身に着けたメンバーを増やしていかなければならない、というのも課題としてありました。

- 社内での流れはどういったものだったのでしょうか。

倉持様:
斎藤とは去年の九月くらいから同じ部になって、一緒に仕事をしていました。
研修の前に、社内でOpenStackってこういうものだよ、という勉強会をしたんです。
これからこのような技術を元に、”インフラ技術を広く深く見透せる”エンジニアになっていかないとメシ食えないぞ、というような話もしました。
私の勉強会では触りの部分だけでしたが、希望者には別途アドックさんの研修を用意しているので、やる気があれば参加してみないかと言うと、彼が手を挙げてくれました。無理やりではないです(笑)

斎藤様:
もともとOpenStackという技術自体にも興味があり、自分自身だけでやるよりもスピードを高めながら技術をつけられると思ったので是非やらせてくださいと言いました。

- OpenStackを勉強し始めたのはいつですか?

斎藤様:
独学でも勉強していたので、そういう意味では2016年の頭から勉強はしていました。
その時は公式のインストールマニュアルを順に試していくだけでした。
それでもこういう技術で作られているんだという理解はできましたが、もう少し細かい、詳細な設定を行うには自力でやるのは難しくて、そういうところを補えればいいかなと思って研修に臨んでいました。

研修の中では、ある課題に沿って演習を進める時間があるのですが、課題以外の部分の質問へも丁寧に答えていただき、非常に勉強になりました。

研修に求めること

- 期間については?

斎藤様:
私の場合はまるまる二日間でした。

倉持様:
アドックさんの通常の研修では、四日間のプランですが、なかなか四日間、エンジニアの時間を取るのが大変で二日間に凝縮していただきました。

- 二日間に凝縮しましたが、知りたかった設定など理解して頂けたのでしょうか。

斎藤様:
研修内容としてはOpenStackの基礎の部分から行っていただきましたので、安心して受講できました。私の場合は、詳細な設定にも興味あったので、演習時間などにたくさん質問できたことが良かったと感じています。

- 学習環境について、自宅でも使える学習環境を提供しているのですが、こちらはいかがでしたでしょうか。

斎藤様:
実際にあってよかったと思っています。
OpenStackの環境はある程度のスペックを必要とするため、自分で用意するのはハードルが高いんです。
そういう環境を一ヶ月間、研修が終わった後も使用できたことは、自己学習の大きな助けになりました。実際に研修が終わったあとも触らせて頂いて、教えて頂いたことを復習することで、OPCEL認定試験の合格に活かすことができたと感じています。

- ありがとうございます。環境が一ヶ月で無くなったあともご自分で構築できましたでしょうか

斎藤様:
はい、自分が事前に少し学習していたのもあるかもしれませんが、自分が研修で得た知識で実際に構築してみることができました。

資格取得は、自分の意気込みを高めることができた

- 今回に研修されて、その後、自分のためにどのように役に立てたか、将来的にどう役に立てそうかなど伺ってもよろしいでしょうか。

斎藤様:
はい、OpenStackの技術は、インフラにおける技術を網羅的にカバーしているため、この資格ひとつ習得すること自体が、インフラエンジニアとしてのスキルのベースを高めるという意味があるのだと感じています。
実際に試験を受けて合格した後は、資格を持っているということから、ある程度のベースの知識は持っているんだ、という実感をより持つことができました。
ですので、そのベースとなるスキルを使って新しいことにどんどんチャレンジしてみようかなっていう気持ちが出てきました。自分の意気込みを高めることができたというのはエンジニアとして非常に大きいことだと思っています。
最近もOpenStackを効率的に扱うためのツール開発案件に参加しましたが、その際にはOPCELでの学習が非常に役に立ちました。
将来的に今あるOPCELよりも上位のOPCEL試験のようなものが出てきたら、是非受験してみたいなと思っています。

今後もOpenStackの技術を活用してトライしていきたい

- 今後はOpenStackを中心にやっていくこともあるのでしょうか?

斎藤様:
機会があればやっていきたいと思っています。というのも、今やっていること自体が、インフラの構築、保守、運用を自動化していくことなので、直接クラウドの環境を構築する現場ではないのですが、実際にそういう機会があれば、どんどんOpenStackを活用した自動化のソリューションなど、OPCELの知識を活用して、実際の環境を構築する部分にもトライしていきたいと思っています。

- 最後に、今後、技術が発展していく中で、当社の研修はどういった人が受けたら役に立つと思われますでしょうか。

斎藤様:
OpenStackを使ってシステムを構築していくお客さんはまだそんなに多くないのですが、OSSなので誰でも気軽に触れることはできます。
ですので、インフラエンジニアとしてのベースのスキルを上げるという意味で活用していくことが大きいのかなと思っています。
そういう意味で、一年目のインフラエンジニアの方々にやってもらうのはなかなか難しいかと思います。二年目から三年目など社会人としても慣れて、インフラの技術に興味があり、ベースのスキルを高めたい、といった方々に受けて頂くとより効果があるのではないかと思います。
実際に、私が三年目で受講して資格を取ることができたので、自分みたいな人が受けると効果が高いのは実感しています。

- ありがとうございました。