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【いまさら聞けない】必見2018年最新版!!「RPAとは!?」

2018.03.28

RPA

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はじめに

皆さんは、最近RPAという言葉をよく耳にしませんか?おそらく働き方改革、ホワイトカラー、人手不足などのキーワードと一緒によく聞くことがあると思います。

ですが、「RPAってなに?」とか「RPAってマクロとどう違うの?」という人も多いですよね。

そこで、そんな皆様のご希望に応えられるよう、本記事では2018最新版のRPAとは一体何なのかについてご紹介していきます!

 

RPAとは

まず、RPAですが、この言葉はあくまで概念のことです。
なので「RPAは~~をしてくれる」や「RPAを使うと~~なるよ」などと言った使い方は実は正しくはないのかもしれません。

RPAとはRobtic Process Automaionの略称です。

海外ではRPAと同じように【Digital Labor】通称「仮想知的労働者」という言葉が使われています。

「仮想知的労働者ってことは、自分で判断して作業や業務をおこなってくれるの!?」

と思う方が多くいると思います。しかし、実は今世界中で使われているRPAと仮想知的労働者を詳しく調べて見ると少し違いがあることがわかってきました。

元々RPAはRoboticという言葉がProcess Automationの前についただけです。つまりは「プロセスの自動化」を謳っているだけなので、従来の自動化と大差ありません。
Roboticという単語が付け加えられることで、ロボットが人の変わりをしてくれるという印象がとても強くなってしまい、RPAが仮想知的労働者と同じ意味で解釈されるようになったのです。

ここで、RPAと仮想知的労働者の違いについて話す前に、これからRPAを使おうと考えているもしくは使っている方に質問です。

 

その答えを出す前に、、、、

まず、RPAであるか判断する前に従来の自動化とRPAの違いについて話していきます。

従来の自動化、つまりエクセルで使われるマクロや、アプリケーションのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を利用したプログラミングによる自動化は、あくまでもバックグラウンドで作業を自動化するというものでした。
ちなみにAPIというのは異なるアプリケーション同士がコミュニケーションする機能だとイメージしてもらえばよいかと思います。

一方でRPAツールはオペレーターの操作をPCの画面上から把握し、一連の操作を自動的に行います。たとえAPIがないアプリケーションでも、業務のプロセスを自動化することができます。

つまり、従来の自動化はプログラミングやスクリプトでバックグラウンドの自動化でしたが、RPAツールは画面上の視覚情報から自動化を目指しています。

しかし、どちらも結果的にはソフトウェアで行っているため、従来の自動化もRPAと言えなくもないです。

そこで、いま海外ではこの大きく捉えられてしまっているRPAを区別して考えられるようになってきました。

 

「自動化」を区別できるフェーズがある!?

これまでRPAと仮想知的労働者は「なんでも自動化」してくれると考えられていると話してきました。また、RPAと従来の自動化の違いについても話しました。

それでは、これら三つを明確に見極めるために、いま海外を中心に考えられえている「自動化」について話していきます。

「自動化」は複数のフェーズに分けて判断することができると考えられています。

以下がその4つのフェーズになります。

1.単一アプリ操作:一つのアプリケーションを操作する
2.複数アプリ操作:マクロに加え、ブラウザやウィンドウを同時に操作する
3.プロセス化された業務を遂行:業務上のルーティンワークを遂行する
4.自己判断で業務を遂行:複数のソースを元に自己学習して業務を遂行する

これらのフェーズに分けられることで、世の中に存在しているいわゆるRPAツールや仮想知的労働者、そして従来の自動化を区別することができます。

図で表すと以下のようになります。

(参照元:Kintic Consulting  Service)

まず、この図で従来の自動化は1~1.5フェーズに該当します。フェーズ2に一部含まれている理由としては上記で話したAPIを利用する事で複数アプリケーションの自動化ができるからです。しかし、APIが公開されていなければ現状アプリケーション同士を連携させることは困難です。

次に仮想知的労働者に該当するフェーズは1~4の全てです。ちなみに、フェーズ4のコグニティブ・コンピューティングとはヒトから与えられた指令や命令だけではなく、自分で物事を判断し実行するシステムのことを指します。

最後に、RPAは1~3のフェーズに該当します。つまり、RPAツールができる内容はアプリケーションの操作から業務プロセスの自動化までということになります。

 

おわりに

今回は、2018年最新版として「RPAとは?」について話してきました。

結論としてわかったのは、現在のRPAの考え方や今後のRPAの考え方が少しづつ異なってきていることです。しかし、これはあくまでも現状の情報なので、今後RPAの基準はさらに変化していくと思われます。

ですが、今回の紹介した自動化のフェーズがRPAツールを導入する際にお役立てれば幸いです。

今後もさらにRPAについて情報を提供しますので、ご期待ください!!

文:Y.H.

【参考文献】
The Case for Robotic Process Automation (RPA) :https://kineticcs.com/wp-content/uploads/2016/02/The-Business-Case-for-RPA_Kinetic-Consulting-Services.pdf

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