【1年間ありがとう!】2015年度エンジニアブログ アクセスランキング発表!
2015.12.24
厳密には丸1年ではなく4月以降の9ヶ月間ですが(笑)、2015年のエンジニアブログでは先週までに45の記事を執筆しました。技術的な試行錯誤の結果から、時には展示会出展の様子まで、私達の日々の取り組みを皆さんに知って頂けたのではないかと思います。
一度も欠かす事なく毎週記事を更新できたのも、いつもお付き合いを頂いている皆さんがいたからこそです。厚く御礼申し上げます。
今回は年度末という事もあり、各記事が外部公開されてから一定期間のアクセスを抽出して、"注目度"という観点から上位10記事をランキングにしました。本音を言うと全ての記事が可愛いのですが、その中から多くの皆さんに読んで頂ける需要度の高いものが生まれた事はとても嬉しい事です。ぜひご紹介をさせて下さい!
10位. 【SDNチャレンジ】 第4回 5/13(水)、14(木)、15(金)の展示会にて検証自動化デモを実施します!(2015/5/8 UP)
SDN/NFVの研究開発をスタートさせたばかりのこの頃、ご縁から東京ビックサイトで実施される組込みシステム開発技術展へ出展の機会を頂ける事に。物理的にはノートPCとRaspberry Pi2のみといったシンプルな構成ですが、Cloudshellを用いて検証自動化デモを準備することになりました。とはいえ、アドックにとっては久々の技術出展。環境構成からポスターのレイアウトまで、全て手作りで進める中、当日に向けての緊張感が高まります。果たして結果は..?ぜひその後の記事もご覧になって下さい。
OpenStackを構成するコンポーネント群を、それぞれに付けられたユニークな名称の由来と共に紹介した記事です。「まだ誰もやっていない!なら纏めてみよう!」という勢いで始めたものの、当然国内には情報が殆どなく、完成まで随分時間を要したことを覚えています。ただその分、こうして多くの皆さんに読んで頂けた記事として紹介できるのが嬉しいですね。OpenStackという単語をお聞きになった皆さんも、この記事を読んで頂けたら、少しイメージが膨らむのではないでしょうか。
8位.【SDNチャレンジ】 第19回 Raspberry Piでユースケースに挑戦!(2015/8/28 UP)
お馴染みのRaspberry Pi2にOpen vSwitchをインストールし、社内検証PJの効率化/リスク回避に挑戦したユースケース。日々の研究成果が実業務に役立った経験は、私達の大きなモチベーションとなりました。今後、さらにこういった事例をご紹介できるよう、精進して参ります!ちなみにこのユースケース、記事公開から約4ヶ月が経過した今も、PJに欠かせない要素となっています!
7位.【SDNチャレンジ】 第1回 Tremaインストール編(2015/4/14 UP)
記念すべき【SDNチャレンジ】の第1回。SDN/NFVに「まず触る、まずいじる」という私達の取組みも、ここから始まりました。社内でもSDN/NFVの教育機会が増えてきましたが、ハンズオンでは、いつもTremaのインストールからして頂いています。皆さんもぜひノートPC1台でできるSDNを、今日から初めてみて下さい。
6位.【SDNチャレンジ】 第5回 Raspberry Pi2にOpen vSwitchをインストール(2015/5/15 UP)
今や当たり前に使用しているRaspberry Pi2 ですが、この組込み開発技術展へのデモ出展が初登場でした。Tremaからプログラマブルに機能を実装させる対象として、当時の最新版(Ver2.3.9)となるOpen vSwitchのインストールに挑戦。随分と手こずったことを覚えていますが(笑)、その分これから挑戦する方々にとって、少しでも参考にして頂ければと思います。
5位.【SDNチャレンジ】 第22回 Trema-edge編(2015/10/2 UP)
OpenFlow1.3に対応した他コントローラの開発が進められる中、私達が最初に扱ったOpenFlowコントローラTremaも、同様にTrema-edgeとしてバージョンアップされました。Trema-edgeでは記述言語のRubyも2.0以上にアップグレードしており、Trema以上にソースコードが簡略化されたユーザライクな仕様に。こういった点も、多くの方が注目している要因なのでしょう。
4位.【OpenStackチャレンジ】 第1回 OpenStackインストール編(2015/9/4 UP)
OpenStack関連の初投稿となる本記事では、インストールの方法を紹介しました。仮想OSにも初登場となるCentOS7を使用した事から、少しボリュームのある内容に。このエンジニアブログ内ではOpenStack関連の記事がまだまだ少ないのですが、結果その内2つをランキングでご紹介することになりました。個人的にも様々なセミナーやコミュニティに足を運ぶ中で、OpenStackに対する期待度やその実現性が高スピードで進んでいる様に感じており、来年以降、エンジニアブログでもこれまで以上にOpenStackを扱う機会が増えると思います。
3位.【SDNチャレンジ】 第11回 OpenDaylight動作編②(2015/6/26 UP)
2位.【SDNチャレンジ】 第10回 OpenDaylight動作編①(2015/6/19 UP)
銀メダルと銅メダルは、OpenDaylightが占めました。ユーザコミュニティに参加した際に感じた、開発者や参加するエンジニアの熱意が、広く伝わっている結果と思います。当時は2ndバージョンのHeliumを扱いましたが、現在は3rdバージョンとしてLithiumがリリース済み。上で紹介したOpenStackとの連携に秀でている事が大きな特色となっています。
さらに2016年2月には4thバージョンのBeliliumのリリースも迫り、新機能の追加も急ピッチで進められています(簡単にですがコチラで動向を纏めています)。企業の商用化も進んでおり、今最も注目されているOpenFlowコントローラなのではないでしょうか。
そして、気になる第1位は.....
1位. OpenStackの技術者認定資格「OPCEL認定試験」に合格しました!(2015/11/15 UP)
社会的にOpenStackの注目がされる中、その技術力を証明する認定試験の整備も進められています。その内の1つとして、2015年10月末にLPI-Japanからリリースされたのが「OPCEL認定試験」です。
その合格までの体験を綴った本記事が、堂々の第一位となりました!リリース直後という事もあり、学習方法や試験内容も中々把握しづらいかと思いますが、弊社エンジニアが自らの経験を元にノウハウを纏めました。(因みに、日本人合格者の第一号は弊社から輩出されたとの事。プチ自慢です。)
皆さんがご覧になった記事は、含まれていましたでしょうか?
このエンジニアブログは、まだまだ発展途上中のコンテンツです。ですがこうしてアクセス数の比較結果を見るだけでも、SDN/NFV(もちろんOpenStackも!)といった技術が社会的にどう注目されているか、少し具体的にイメージできそうですね。
今回ご紹介できなかった中にも、皆さんに読んで頂きたい記事が沢山あります。冬季休暇のお供に、よろしければ読んでみて下さい。来年以降も、皆さんに新しい発見をお届けできる様、努力して参ります!
今年一年間お付き合いを頂き、ありがとうございました。
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