ADOC:「想いを語る夕べ」を開催するまえに悩んでいたことやキッカケになったことは何でしたか?
水落社長:
この4月に社長就任して、会社自体に今まであった世代の開きが縮まったという感がしています。それに対してトップとして「何が変わって、そしてこれから会社がどのようになっていくのか。」ということを伝えていくためにはどういう方法がいいのかなと考えていました。
ADOC:「想いを語る夕べ」を検討される前は、社員の皆様に想いを伝える機会として、始業式や納会以外に行っていたことはありましたか?
水落社長:
部門長会という小規模な会議はありました。しかし、現場の第一線まで私の想いを伝えるということは非常に難しく、経営移行というものを第一線まで響かせるのは至難の業だと感じていました。すべてを伝えるかというとそういうわけでも無いし、どこまでどうやって伝えればいいか、または中間管理職からも部下に伝えていく力をつけなければいけないでしょうし、直接全部を伝えてしまって、中間管理職から伝えることが無くなってしまってはそれも困る。そういったところをいろいろと考えていました。
ADOC:そういった課題があった中、実際にご参加いただいた感想はいかがでしたか?
水落社長:
弊社では当初、この「想いを語る夕べ」を研修という捉え方をしたのですが、参加者だけでなく、伝える立場である自分、自らの研修でもあるなと感じました。飾らず簡単に伝えることの難しさというものを改めて感じました。また、堅苦しい研修はいやだなと思っていたのですが、これはアドックさんの施設であるおばあちゃん家を使用したことが良かったと思っています。場所が変わるというのはすごくいいなと感じました。東京の中であれだけの景色を持っているところはなかなか無いと思います。そのなかで、綺麗だなぁとか冷たいなぁといった、五感で自然を感じながらやっていると、自分自身でも随分いつもと違うなぁと思いました。それを、ああいった形で環境を変えることで、想いを伝えやすくなったと感じています。
ADOC:参加者の皆様に参加を伝えるときにどんな反応がありましたか?
水落社長:
これは大きな問題でした。会社の研修ですので業務の一部と位置づけていますが、実際私用で参加できないというメンバーを容認する管理職がいたりなど、色々な問題が見えました。
研修以外でも、そんな社内の現状まで見られたので、すごくお得感はありましたよ。(笑)とはいえ、こういった社内の反応もやるといったからこそ、見えてくるものだと思っています。逆にその時思い切って言わなければ、そういった課題がこの先もずっと放置されることになったかもしれません。結果的にはにはまた参加したいというメンバーが出てきたりして、本当にやって良かったと思います。
ADOC:開催後の会社の変化はありましたでしょうか。
水落社長:
部門で落とし込みをしてくれた部門長がいて、その部門のリーダークラスからもっと話を聞きたいという要望があったものですから交流会を開催しました。「あぁ、社長ってこういう人だったんですね。」と言うリーダークラスもいて、こういう機会を増やしていかなければいけないなと感じました。
それと、弊社が発表した「MOVING LAB」。(http://www.kankyo-kanri.co.jp/ir/news/2012/20111130.pdf)これは放射能測定装置を車に積んで現地に行き、その場で測定ができるという測定車です。ちょうど東北に向けて出発するところなのですが、こういった企画は今回、我々の現場に近い自然の中で研修できたことが大きいと思います。結局これは机上で考えたら絶対できないことです。アドックさんとは、業界は違えど切磋琢磨しながら社会の中で必要な企業として、共に成長していきたいと思っています。私たちも、目指すべきいい企業ができたなという想いですので、今後ともよろしくお願い致します。


